第1話

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「レストランの場所はもう決まって 今俺が住む優良な物件を探しているんだが なかなか良い所が無いんだ ここは部屋がたくさん空いてるし 俺を下宿させてくれないか?」 僕はものすごく嬉しくて義兄さんを見上げて 涙をぽろぽろ溢していた 「もう寂しそうな犬を見るのはやめにして 近くで可愛がる事にしたんだ だから…返事は?大家さん」 「いつでも…入居してください ただし…時々…寝込みを襲われるかもしれませんよ」 「望むところだ」 僕たちは笑いながら見つめあい 何度も何度もキスをした そして…… 義兄さんが料理をはじめたのは それから何時間も過ぎてからだった
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