第4話
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「おいっ―!おいっ――!」 生まれて初めて感じる恐怖だった。 言語さえ通じない異界で なんの咎(とが)でか捕えられ 抗う事も出来ず――。 僕は 今 火あぶりに 処されようとしていた。 薄闇にぼんやりと悪魔が笑う。 いくつもの光った好奇の目は 残酷な場面を今か今かと待ち構えている。
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