第4話
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「……あぁっ――!」 手の甲に痛烈な痛みを覚え僕は叫んだ。 溶けた出した溶岩のような蝋は 年代物の純銀の燭台を伝い ポタリ、ポタリと僕の手の甲に落ちてくる。 「どうしてっ……」 右手が終わると今度は左手に――。 「こんなことっ……!」 僕は唇を噛みしめ必死で痛みを逃した。 ようやく――。 「ごめんね、熱かった?」 斜めになっていた炎が天を向いた。
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