勇者の腕枕で アルマゲドン回避

6/13

15人が本棚に入れています
本棚に追加
/96ページ
カズミチの反応が面白くて、私の口元には笑みがこぼれる。 リボンタイをほどき、ブラウスのボタンを1つずつ外していった。 「……」 カズミチのメガフォンを操る手が止まり、視線が、あたしの指先に釘付けになる。 次第にあらわになるブラのレースと胸の谷間。 3つ外したところで指の動きを止めた。 「…ね、あたしの胸、何カップだと思う?」 「そ、そんなこと分かるかよ…」 カズミチは、俯く。 「当てて!」 「…Aカップくらいかな?」 「ブー!!」 あたしは頬を膨らませた。 「大ハズレ!正解はDカップです!」 「そんなデカイの…」 眩しそうに、あたしの谷間をガン見する。 あらあらいいの?先生のくせに。 「ね、スズキ先生」 あたしは、膝に両手をクロスさせてつき、谷間をさらに深くした。 クスクス笑いが止まらない。 「…なんだ?」 「先生は本気の恋をしたことがある?」 ゆっくりと右足を跳ね上げて、左足の上に乗せる。 スカートの裾が捲れて、ピチピチの太ももが剥き出しになった。 カズミチはそれを横目で見ながら、こほんと咳払いをした。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加