2人が本棚に入れています
本棚に追加
卵のふわふわ感がちょうど良すぎる…この子本当に8歳なのか…?
将来はシェフでもいいと思う。
「お、お母様にも食べてって言ってくるね!」
俺の一言に自信がついたのか、ルナは母さんのもとへと行った。
「ひゃああああああああああああああああああっ!!?」
廊下から大きな声が響いた。
一体何ごとだろうとドアを開ける…と同時にルナが逃げ込んできた。
そして、涙目で俺に抱きついてきた。
「ほああああっ!?まままっま…まっ…!!?」
声も出せないほど、心臓がドクドクと高鳴る。
ルナはうりうりと頭を動かす。
「待てっ、待て!ルナ、なにしたいんだ!?」
「ゴゴゴゴキブリがでたあああああああああ」
ゴキブリィィィイイイ!?
「どこ?」
「も、もうどっかいった…」
スッ、とルナが俺から離れた。
ふわっといい香りが漂う。
最初のコメントを投稿しよう!