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ザザッ、と兵隊の格好をした氷界兵が並んだ。
一体何なんだ・・・?
「りゅ、嶐憂くん!!」
ガバッとルナが俺に覆いかぶさる。
「ルナ、無駄な抵抗はよしなさい」
「あっ、待って!おとうさ・・・」
「うおっ!?」
両腕がきつく閉ざされる。
氷界兵に掴まれた。
くそっ・・・なんて力だ!
「勝手に氷界に入ってきた少年に罰を与える」
手を高らかに上げ、宣言する。
罰・・・?まさか、死・・・。
「やだ待って!お父様っ、お父様!!」
「だめだルナ。奴は龍界の者。1年も見つからないなんて・・・しくじった」
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