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「あの!」
また一人。
「龍界の行き方をー…」
無 視 さ れ る 。
やばい…肉体的ダメージもだが精神的にもきついぞ…。
あぁ、兄貴…俺はいつ帰れるんだ…。
こんにちはからこんばんわまでの間、道を教えてくれた方はゼロでした。
いや、集計してる場合じゃねーよ…。
「マジでどうすれば…」
不意に前を見る。
…人数が増えてる…しかも、屋台が出てる…?
もっと遠くを見ると、城らしき建物が見えた。
「でっけー城…登ってみてーな」
飴をなめながら俺は能天気に言った。
*
「…っふう」
城の門も開いてなかったし…。
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