迷った先は氷界のお城だった。

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登って人を見つけるという方法もありだろ…。 とりあえず登ってみよう。 お、窓が見える!明かりが点いてるぞ…。 人影が見える! よし、もうひと踏ん張り! 「こ、こないでええええええええ!!」 ピコッ! 軽快な音が鳴り響いた。 「…?」 ピコピコハンマーを持った…女の子? 「ひっ」 じっと見つめていると女の子は一歩いや、大幅に下がった。 ど、どうする…どうしよう… 自分の手に持っている飴の存在に気づいた。 「あっ…飴、食べるか?」 「え?」 女の子は不思議そうに首をかしげた。 しばらくすると、女の子は俺の飴を受け取った。 「…美味しい!」
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