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許可を貰ったので、脱衣所に行き服を脱ぐ。
「さむっ」
全裸になると余計に寒く感じるので、さっさと中に入る。お湯を体にかけてとりあえず湯船に浸かる。
「ふぃ~」
少し熱いくらいだが、それがちょうどいい。
「お兄ちゃん」
『ん?』
「お兄ちゃんって、近所の子と遊んだりした?」
過去をあまり話したがらないお兄ちゃんに過去のことを聞くのはよくないけど気になってしまった。
『近所の子かー……遊んでたようななかったような。親が小六まではいたし、たぶん小学生の間は遊んでたんじゃないかな』
「そっか。会いたいとか、思わないの?」
『あまり思わないかな』
「そっか」
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