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「……ん?」
「……起きた?」
あれ…さっき…
そうか…異世界に…
きっと、いい男が…
「おきましたか?」
……女…
「……あぁ、君は?」
「ギルドの者です…大丈夫ですか?」
「あぁ……」
いい男がいないじゃないか…
神様の嘘つき
《勝手に勘違いしただけでしょ?》
黙れビッチ
「すまない、いきなり何なんだが…一番近い街はどこにある?」
「え?いや、行くつもりなんですか?一人は危ないですよ?」
こんなビッチと一緒にいられるか!俺は街に行くぞ!!
「なんとかなる」
「はぁ…?山道に出たら南に進めばすぐに門が見えてくるはずなので…」
「そうか…ありがとな」
俺は適当に礼を述べた後走り出す。
男が一人…二人…
臭う!!臭うぞー!!
いい男の臭いがなァー!!
『ガルルル……』
「……」
しばらく、走り続けていると…なにやら犬が何倍もでかくなったような謎の生命体に出くわした。
たが、今の俺は血に飢えた(男に飢えた)獣も同然…
阿部マジックを見せてやろう。
「阿部マジック…【くそみそワールド】」
【説明しよう!!
阿部マジックとは阿部さんだけが使えるオリジナル魔法である!!
阿部マジックくそみそワールドは同性の生命体を阿部さんを中心とする一メートル以内から出ることを禁止する魔法である!!
なお、50メートル離れていようが引き寄せられるので注意しよう!!】
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