阿部さん異世界に乗り込む

5/21
前へ
/21ページ
次へ
「……ん?」 「……起きた?」 あれ…さっき… そうか…異世界に… きっと、いい男が… 「おきましたか?」 ……女… 「……あぁ、君は?」 「ギルドの者です…大丈夫ですか?」 「あぁ……」 いい男がいないじゃないか… 神様の嘘つき 《勝手に勘違いしただけでしょ?》 黙れビッチ 「すまない、いきなり何なんだが…一番近い街はどこにある?」 「え?いや、行くつもりなんですか?一人は危ないですよ?」 こんなビッチと一緒にいられるか!俺は街に行くぞ!! 「なんとかなる」 「はぁ…?山道に出たら南に進めばすぐに門が見えてくるはずなので…」 「そうか…ありがとな」 俺は適当に礼を述べた後走り出す。 男が一人…二人… 臭う!!臭うぞー!! いい男の臭いがなァー!! 『ガルルル……』 「……」 しばらく、走り続けていると…なにやら犬が何倍もでかくなったような謎の生命体に出くわした。 たが、今の俺は血に飢えた(男に飢えた)獣も同然… 阿部マジックを見せてやろう。 「阿部マジック…【くそみそワールド】」 【説明しよう!! 阿部マジックとは阿部さんだけが使えるオリジナル魔法である!! 阿部マジックくそみそワールドは同性の生命体を阿部さんを中心とする一メートル以内から出ることを禁止する魔法である!! なお、50メートル離れていようが引き寄せられるので注意しよう!!】
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加