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「…ま、気をつけてね…」
不敵に微笑んだ隼汰くん……心底怖いんですけど!?
何が起こるのかしら……?
食べられちゃうのかしら…いやいや、そんなはずないわ。
いくらなんでもね……あははは。
「…ここだよ」
おっと、いつの間にたどり着いていたんだ。
考え事してて、気づかなかったよ。
隼汰くんが扉を開けてくれて、部屋の中に入る。
目の前に広がる光景に思わず目を疑う。
おーっと……なんなんだ、この男の数は。
そしてみんな……カラフルなんですけどー?!
めちゃくちゃ見られてるんですけど?!
やだー見ないでー……こそこそ声でしゃべるなよー。
「……女だ!」
「本物だ!めちゃくちゃ可愛いじゃねーか!」
え、え、え?なんか大群がこっちに来たんですけど?
一瞬の間に囲まれてしまった。
思わず隼汰くんに助けを求めるが、隼汰くんは視線を外していて気づいてない。
ちょっとー!今こそ助けてほしいんですけど!
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