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「…行くよ2人とも…」
「あぁ」
隼汰くんの後を追い、海へと向かう。
海に行くなんていつぶりだろう……すっごく楽しみ。
海に行ったら何しようかな…とりあえず、海に入ろう。
「乙葉。海に着いたら速攻水着着てこいよ」
「うん、分かったよ」
「色っぽいやつにしろよ?スクール水着とかは却下だからな。あ、でもそれはそれでアリだな」
「心配しないで涼くん。普通の水着だから」
スクール水着なんて何年前の話なのよ、小学生じゃないか。
「お前、スクール水着なんて着るのか」
「あれ?!話聞いてなかったの?今あたし言ったよね、普通の水着だって」
いかにもどうでもいいような無表情さで、前を見据える湊くん。
「あそこで着替えてこいよ。すぐ集合だからな!」
急かされたあたしは急いで水着を着た。
前に友達と買いに行った水着で、あたしも気に入ってる。
ちなみに真尋も気に入ってくれたんだよね。
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