1022人が本棚に入れています
本棚に追加
やばい……とてつもなく嫌な予感しかしないんだけど…。
涼くんのニヤつき具合が、先行きを不安にさせる。
「…ついに始まるのか…」
あたしの隣で腰に手を当てながらボソッと呟く。
おっと、太陽の光で輝いてますよ隼汰くん。
「何が始まるの?」
気になり隼汰くんを見つめると、それに応えるように見つめてくる。
は、恥ずかしいんだけど……。
「……バトルオブバレー」
今、隼汰くんが何を言ったのかよく分からなかった。
なんか今バトルとか聞こえたよね、気のせいだと言ってください…!
「…死なないようにね…」
いやー!!帰りたい!誰かこのおバカな不良たちを止めて!
涙目になりながら輝く海を見つめた。
これから起こることなんて全く気にしていないように、海は太陽に照らされ輝いていた。
最初のコメントを投稿しよう!