Valentine's Night

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「あ、灯りを消してくれるなら……」 俯いてそう答えた可愛に、 樹利は屈託ない笑みを見せて、 「嬉しいな、可愛。ドキドキする」 と言って強く身体を抱き締めた。 わ、私の方が、 その数倍ドキドキするよぉ。 と樹利の胸の中で強くそう思った。
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