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私の存在意義って何だろう
だが、工場は気のいい連中ばかり(つまりバカばかり)で楽しかった
一番偉い工場長も、どこかの大会社のふんぞり返ってるオッサンとは違って家庭的で社員の面倒見がよかった
うん、工場レディも悪くない…!
そして新しい彼氏が出来たのだが、コイツが空手好きなマッチョ
実は短大の時にもプロボクサーを目指すマッチョと付き合っていた
マッチョというのはえてしてめんどくさい生き物である
自分の体力作りに余念がないからいつも筋トレに付き合わされる
いつもミットを持たされる
そして彼の繰り出されるパンチやキックを受け止める
その後マッチョは筋肉をほぐしてほしいのか筋トレの後は必ずマッサージをせがむ
「足揉んで」「腰揉んで」「背中揉んで」
この時の彼も同じく執拗にマッサージをせがむ
恋人らしいことをしたいのに、いつもそれ
「私は、あなたのあんまさんじゃない……っ!!」
彼の部屋を飛び出すこと数回
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