前世から…

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沖田と璃流が更衣室についたその頃。 唖菜と斎藤はのんびりと剣道場に向かっていた 唖菜 「一とまた同じクラスかぁ…しかもまた班も一緒だね。」 斎藤 「確かにな。あまり別のクラスになったことがない。そういえば唖菜は体が丈夫なのか?」 唖菜 「ああ…まだ少しだめみたい。前は私がろ…じゃなくて結核にかかっちゃったもんね。でも今は技術も進歩してるでしょ?(だから私は一に伝えなかった。あの一言を…)」 唖菜は安心してねと言うように斎藤に優しく微笑むと少し困るように苦笑して大丈夫と言った。 斎藤 「ああ…だから無理はするなよ。わかってるだろ?」 唖菜 「わかってるってば。もう少ししたら手術するよ。」 斎藤 「さっさとやればいいんじゃないのか?」 唖菜 「めんどくさいからやだ。さてと。元三番組副長&元一番組副長vs元新選組副長はどちらが勝つかな?あ、元十番組副長もか。」 斎藤 「………ほどほどにしておけよ。」 唖菜 「わかってますよ。元三番組組長斎藤隊長♪」 斎藤 「今は風紀員の斎藤一だ。それはやめろ。」 唖菜 「ゴメンゴメン。なんとなく言いたくなったからさ。」 唖菜はクスリと笑うとのんびりと更衣室に向かって斎藤と歩いていた
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