前世から…

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前世から…

今日は学園の新学期。 生徒たちは体育館で校長先生…近藤さんの話を真面目に聞いている。 もちろんバカ三人も…と言いたいところだが、案の定聞いていなかった 唖菜「ねー今日の部活どうする?」 璃流 「……何が?今日は土方先生が自主練ってたじゃん」 結愛 「私は関係ないのかな?私槍術部だし。」 唖菜、璃流、結愛 この三人は男子からの人気は見た目だけならあるトリオで幼なじみ そして…前世からの大親友である。 始業式が終わり生徒たちは教室に帰って行く もちろん三人も。 璃流 「そー言えばまた同じクラスだね。」 唖菜 「幼稚園からじゃない?ほら沖田君とか一もさ。」 結愛 「確かに、腐れ縁って感じ?」 三人は教室に向かうまでの間笑いながら話していた。 が、教室の扉を開くと一回でも同じクラスになった奴らは誰も話さなくなった 璃流 「相変わらずって感じ?」 唖菜 「いつもどうり。しかも黙ったのは男子で女子はにらんできてるよ。」 結愛 「いつもどうり。いつもどうり。ほら班誰か見よ」 黒板には座る席順と一班約6人で構成された班のメンバーが書かれている。 だが、今回三人の班は5人で構成された班だった 璃流「雪ノ宮璃流、佐藤唖菜…」 唖菜「北原結愛…斎藤一」 結愛 「沖田総司…以上五名」 「「「はぁぁぁ!?」」」 三人は黒板の文字を読んだあと教室に響き渡る大声を出した すると教室の扉がゆっくりと開いた 総司 「どーしたのさ?そんなに僕の隣が嫌なの?璃流。」 斎藤 「一体何事かと思えばお前たちか。……俺の隣は唖菜だな。」 2人は驚いた様子もなく席に座っていく。 三人はため息をつきながらも座っていく。 璃流の隣は総司 璃流の後ろの席に座っている唖菜の隣は斎藤 結愛の隣は三人席なので唖菜。 周りの女子からは痛いほどの嫉妬のこもった視線をぶつけられるが完全無視。 むしろ存在まで無視している女子三人。
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