2/20
前へ
/40ページ
次へ
       後30分もすれば、早瀬と遠藤以外は帰宅するだろう。  皆、キャビネに押し込んである非常食で済ませるつもりの様子で  誰も休憩に立つ様子がない。  遠藤は早瀬に声を掛けた。 「おい、飯、行くか?」  ピクッと早瀬の顔が引きつる。 「・・・・・・・・・・・・・・・・いらねぇ。」  なぜか、物凄い不機嫌な親友に首を傾げつつ、遠藤は立ち上がる。  腹は減ったが、1人で食べにいくのも面倒なので  今日もコンビ二で適当なものを買って帰ってこようと決めた。  
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加