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     高田が去って、ついて行っただろうと思っていた早瀬がボソボソと呟く。 「・・・・まあ、その、なんだ・・・  ・・・・・・・・・よく、頑張ったな・・・。」  早瀬の珍しすぎる賛辞に驚いて、メグはギョッと早瀬を見る。  視線が絡まった早瀬がなぜかバッと顔を真っ赤にさせたせいで、  つられて、メグまで目を逸らし、真っ赤になる。 『は?何??』  メグは動揺を悟られまいと資料に目を泳がせ、片付け始める。  すると、本当に何が起こったのか、早瀬が手伝い始めた。
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