○ートとかみさま。

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バナナ 300円分のおやつ(バナナも含む) バナナを食べる美少女天使達写真集 ドキッ!天使だらけのトランプ大会DVD(ポロリもあるよ) 女神アリア・レイズゴットコスプレ写真集(ティッシュもつくよ) ・・・。 ・・・・・。 ・・・・・・・・・。 ・・・ぽん・・・ぽん・・・ぽんぽん・・・。 「迷う気持ちは分かるけど、迷う分だけどんどんティッシュが増えていくよ。」 「なんでだよ!!なんでティッシュ!?なんで選択肢にバナナがこんなに出てくるんだよ!!」 思わず俺はバンって机に手をつき立ち上がる。 異世界で役立つ能力とか武器とかじゃないの!? なんで、変なものばっかり? 「きゃっ!もう、上からのぞかないでよ。」 女神さま、手でむねをかくして、かわいいかおしてほっぺをふくらませてる。うん、うざいよ。 「もう、素直にお金でもください。お願いします。」 「えー!?どういうこと!?」 「本当もう勘弁してください。もう異世界に行かせてください。」 俺はもう疲れたと頭を下げる。 「・・・うん、分かったよ。生活費は最初からあげるつもりだったし。じゃあ、行こうか異世界。」 神様が言うと俺の足元に穴が空いた。 「えっ!?」 落ちるの!? いや、落ちてますね。 「人がまるで牛乳のふたのようだ。」 小さくなっていく俺を見ながら神様が言った。 ・・・。 さんざん引っ張っておいて、なんでこんなに突然なの!?
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