過去~樹美~

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この頃はお母さんに凄く心配かけたと思う。 それでも、この時は親の有り難みなんてわからず、遊び呆けていた。 樹美『拓海ー明日暇?』 『特に予定はないけど。』 樹美『グラブ行かない?』 『おっ!いいね。行くか』 付き合ってもないのにほぼ毎日拓海と一緒にいた。 学校は一応行ってたけど、ほとんど授業中は寝ていた。 1年の時は大輔がいたからサボったりはしなかったけど、2年生になってからサボってばっかだった。 だから、友達なんていない。 学校の外には友達はたくさんいたけど。 でも、私の体を目的とした男ばっかり。
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