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四つん這いになり、強くシーツを握り締め、額に汗を滲ませ苦痛に顔に歪ませながら、泣くことも叫ぶこともせずに、受け入れていた。
彼を抱きながら、押し寄せる罪悪感と、征服欲と、優越感と、恍惚感と、快感に自分を見失いそうになる。
この行為が、この場が、まるで現実のものではないように、押し寄せる様々な感情と感覚に意識が飛びそうになる。
そして自分を受け入れる彼の姿が、ただ美しいと感じていた。
苦痛に歪ませるその貌も、しなやかな身体も。
世の中の美しいものすべて集めても、この少年の美しさに敵うものはないと、見惚れるような気持ちでいた。
そんな自分は天上の天使を引き摺り下ろして、犯しては、その姿に魅了されている悪魔のようだ。
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