ボーカリスト

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スケジュール的に余裕が出来、1人でやらせるのも経験だというマコトさんの一言で納得したようだ。 「はい良いですよ、目を開けて下さい。」 俺はゆっくりと目を開けた。 予測よりも花音の顔が近くにあり、思いっきり近距離で目が合ってしまった。 …心臓が激しく鳴った。 花音も驚いたのか、顔を赤くし大きな瞳が左右に少し揺れたのが分かった。
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