バスケットマン

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期待していた浴衣ではなかったが、初めて見る私服が眩しかった。 ゆっくりと近付く俺たち。 「あの…今晩は。」 花音が恐る恐る声をかけてきた。 何をそんなにおどおどしてるんだろうか?と思っていると、 「うっ、眩しすぎる。」と横で小さく言った子がいた。 この子が友達か…と思ったのと同時に理解した。
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