ボーカリスト

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いつも俺の腕にぶら下がる様にベッタリいるマコトさんが、花音の方に行ってくれているのでかなり気楽になった。 それには素直に感謝し、彼女が作ったクレーム何とかに舌鼓を打っていると、突然マコトさんが大声で叫んだ。 「ヒロミね~!花音、なかなか渋いわね、どこか影のある男が好きなのね。」 おそらく誰が良いのかという話だろう。
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