おまけ

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会長-side- 俺様はこの学園の会長である神谷 勝哉カミタニ ショウヤだ。 俺様が直々に教えてやったんだ忘れたら……なぁ?(ニヤリ 「何してるんですかバ会長?私たちも帰りますよ」 「ん?あぁ……ッチ、桜のやつ帰ったのか」 「貴方がもたもたしてるからですよ双子ももう帰りました。まったく…バ会長のくせに」 「………。」 コイツ…副会長の麗はいつも俺様をバ会長と言う…何故だ?俺様は首席でBlackの総長だぞ?バカなはずがない。←バカです。 …あぁ、Blackっつーのは俺様が総長をしている族の名前で俺様の通り名はショウ。副総長である麗の通り名はレイ。双子は進がシンで歩がアル。会計はセイ。 まぁ単純なつけかただが別にいいだろう。 「もたもたしないでください。明日も早いんですから」 「…あぁ。」 族関係で思い出したんだが、今日来たばっかの青葉とか言うやつ……アイツに…、何処か似ているような… 「……、あの…バ会長はその…、桜の事どう思っているんですか?」 なんだいきなり… 「…どうって、そりゃ何とも思ってねぇよ。…まぁ確かに、生徒会以外で俺様を俺様として見てくれた初めてのやつだから構ってやってるだけであって…。それがどーした?」 「いえ…。なんでもありません」 変なやつ…。 でも何だろうな…桜の、俺様たちを見る目は、眼鏡越しからでもわかる…。アレは…尊敬や友達とか言うやつらに向ける目じゃない…。 俺様たちに媚びる目だ…。 俺様は…外見や性欲、金目当てで近づいてくる輩を嫌と言うほど見てきた…。 それは俺様だけじゃない。生徒会の奴等も…気に喰わんが風紀の奴等も…同じように見てきただろう。 俺様はその度に……、絶望した この学園の奴等も例外じゃない……。 だが…、青葉光陽……お前だけは俺様を、いや俺様たちを……ただの、一人の人として見てくれた。 そうだろ?…光陽…。 その目に、俺様たちより深い哀しみを背負ったような…お前の目に今、何が見える?…俺様はお前の目に、はっきりと写っているか…? いつかその哀しみを…俺様のてで拭ってやりたい。 そう思ったんだ…。 会長-side end-
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