第三話 露見 ―睦月―
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今日はどんな仕事を? と口を開きかけた瞬間、彼がこちらの手を引き、唇を合わせて来た。 驚いて目を開くと彼は唇を離し、こちらを見下ろした。 「俺は、ここで淫らなことをしたくて、お前を秘書にした」 そう告げた彼に、思わず眉を顰めた。 成程、そう上手い話は転がってないか。
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