プロローグ

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ずっとずっと、 誰からも愛されるような 誰からも憎まれないような 誰からも慕われるような “良い子”になってみたかった… でも、いつからだろう 私みたいに嘘つきで 私みたいに我が儘で 私みたいに自己中な子が “良い子”になんて 一生なれないと分かっていたから そらならいっそ、 “悪い子”になってしまいたいと 思ってしまう自分がいた。
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