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~次の日の帰り~
「ねえ!なつみ!!」
なつみは、ユリの事を無視して
スタスタ歩いてる。
「なにあれ?マジムカつくんだけど!!なに無視してんの?!」
文句を言うユリを無視して…
遠くにいるなつみに
「なつみ!!話しあるんだけど。
こっち来て!」
うちらの方に歩いて来るなつみ
「あのさ、智也の事って本当なの?」
ユリが聞くと…
「何が?」
ユリが泣きそうな顔になる。
「だから、園智也が本当に実在するのかって聞いてるんだけど。」
★hono★が聞くと…
「居るけど何で?」
「園 智也ってk高に居るんだよね?」
「そうだけど。」
「それ、本当なの?」
「本当だよ。」
「だって、k高に『園 智也』なんて人は居ないんだってよ?」
「そんなの知らない。」
「園 智也って人本当に居るなら
証拠見せて?写真でもなんでもいいから。」
「だから、居るってんじゃん!!」
「いや、だから。証拠見せろって言ってるの。日本語分かる?」
ユリは、最初の一言以外何も喋っていない。
「あのさ、ユリもこいつに何か言えば?」
うちが、そう一言言うとユリは…
「えーっ!うちが、言うと殴っちゃうじゃん?」
は?知らねーよ。お前の事だろ。自分で話せよ。
って思った事はナイショです★
「じゃあさ、待ってるから家から写真でもいいから持って来て!」
「なんで持って来なきゃいけないの?」
「じゃあ、うちも家行くから早くしてくれる?」
「いや、だから何で?」
「あのさ、面倒くさいんだから持って来て?」
「ブツブツ…。」
うちには、本当にブツブツって聞こえたw
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