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俺の名前は入山優。
今年高校2年生になる16歳だ。
母親は幼い頃に亡くなったと聞かされている。
なので、物心ついたときから親父と二人で暮らしていた。
そんな親父の病気が発覚したが、すでに遅く余命半年と宣告されたのがちょうど1年前だった。
俺はちょうど高校に入学する時期だったが、行かないといった。
だって、後半年しか生きられないのに、お金だってかかるし。
でも親父はそんな俺に対して、全力で怒った
怒って怒ってそして最後に笑ってこう言ったんだ
「俺はお前の未来に命かけてると思えばこんなんへでもねーよ!!」
あのときの笑顔は今でも忘れない。
それから親父は半年も長く生きた。
きっとあの人のことだから俺が辞めないか心配だったんだろう・・・・
俺は昔から親父と暮らしてたせいか、少し女々しい部分がある。
そのせいで、友達も少なく、時にはいじめられたりもしていた。
だからかな・・・・・
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