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「ほら~、シャワー浴びて!そろそろ、肌寒くなってきたんだし、髪も乾かす時間ないと、風邪引くよ?」
『は~い。……はぁ』
気だるい体を無理矢理起こし、シャワールームへ向かう。
『優、コーヒーお願い。で、司、追い出しといて?』
「はぁ?はい、はい。」
シャワールームで、鏡を見る……
まただ……
何で、こう言うことするかな……
胸元の、キスマーク……
司は、自分のものにならないのに……
逃がしてはくれない。
俺のものだと言わんばかり、つけるキスマーク……
ため息ばかりが、シャワールームに響いてるのに……
シャワーの水音で、意図も簡単に消されてしまう……
別れないと……
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