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希たちが通う大学は、日本でも知らない人がいないくらいの、レベルの高い大学。
そして、希も優も同じ、法学部。
小さい頃から、何かと一緒だった。大学まではさすがにと思っていたのだが、偶然に同じだった。
そして、二人ともお嬢様……
会社を経営する父親。
だから、余計に親近感が沸いたのかもしれない。仲良くなるまでに、時間もかからなかった。
長い一日。講義が終わるとカフェに寄ることになった。
『優……バイトしよーと思うんだけど、どう思う?』
「何で……って、司か……」
『まぁねぇ…会う時間がなければ、切れるかなと思って……』
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