2人が本棚に入れています
本棚に追加
第一話:絶望ト悲シミ
長い月日が流れた、僕は18の高3で受験期に入っている頃だろう。
この一年同じ椅子に座り続け縛られ、いろんな痛みを与えられ続けた。
ストレスと疲労により黒かった髪の毛も白く変色し、目の黒目の部分も赤く変色している。爪も黒くなりもう一年前の面影すらなくなっている。
僕は、どうすればいいのだろう。
死にたくても死ねない舌を噛み切っても生えてくる。
手足には自由が利かない。
何もできない。
誰か僕を死なせてください……。
最初のコメントを投稿しよう!