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30分ほど経った頃
「ふぅ……やっと終わったな」
「えぇ。こちらの被害はスライム3体とヒーラーのゴブリン1体ですね」
「まだ階が有るなら空いた穴を埋めといた方がいいかな」
「ウィンドウのマップにこの階の味方の位置や敵の状況や歩いた所をマッピングできます
階の数はマップの上に階が書かれていれば何階もあり、無ければ1階だけのダンジョンです。
因みに最後の階はlastと表されます」
「ここは……1階だけみたいだな。一応ゴブリンは補充しとか。ゴブリン1体とロッドを1個召喚、決定」
「ギィーギッ!」
「ほい、お前の担当はヒーラーだよろしくな」
「ギギッ!」
「他の奴らは休憩出来たか?」
『ギィーギギギィ』
レイがゴブリン達に声を掛けると笑顔で返事をした
「ルロイ、何かボス戦について分かることってあるか?」
「ありますよ。
一つ目。ボスには決まった体力がありまして、魔族などと同じで急所を突けば体力を多く削れます。これは私達やcall nameにも当て嵌ます。
二つ目。ボスに勝ちますとダンジョンにいるモンスターを配下に置くかDPに還元するか選択すること出来ます。モンスターが必要な時は配下に置く事をお勧めします。
三つ目。ボスの降参です。ボスの中にも知力が高いものがおり、命を取らない代わりに配下に下ることを選ぶものがいます。ボスが配下に下った場合は最初からcall nameですので即戦力になります」
「………長いよ。短くよろしく」
「ボスには体力あります。
モンスターは配下にするか還元するかです。
知力が高いボスは配下に下ることがあります」
「おお、分かりやすいけど質問。知力の低いモンスターは倒すしか無いの?」
「いいえ、そんな事はありませんよ。道具を使えば無理矢理に配下にする事が出来ます。
知力の低いモンスターでも強い者もいますからね」
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