第1話
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始まりは一人息子の言葉からでした 『ねえ 親父が2階から下を覗いてたよ 待ってるんじゃない』 そう言って笑いながら2階の部屋へと行った 何を言ってんだか~っと 私は一笑で終わらせて 私もその日は床についた 息子は中学の頃から自分には人に見えないものが見えると 自分なりに解っていたらしい 息子を見てて何となく私も もしかしたらと思ってはいました
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