第1話

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ある日、リビングで寛いでいた時に 息子の視線がリビングの天井の角を見てました 『どしたの?何を見てるのよ』 すると息子の口から驚く言葉が返って来た 『すーと年寄りのじいさんが出て来てさ~ 爺さんだよって言うんだよ あれ~ 俺、知らないし』 まさか! 私は私の父が頭に浮かび 息子に写真を見せたら 『あぁ~この人だよ』 私はその人物が私の父であり あなたの祖父だと教えた その日から息子と父はよく話したり 息子いわく 『爺さんから 色んな技を教わってるんだ~』 っと言っていたが確かに息子はどんどんと霊力が加速して行った 前は外に出るのを嫌がり 見えるのが嫌だと言っていたのに いつの間にか普通に外出もし始め 私も少しはほっとしていた 息子が常に私と父との通訳をしてくれ 懐かしく昔話したりしている毎日だった
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