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放課後になると教室はさらに賑わっていた。
新しいゲームの話でみんな浮足だっている。
黒板に書かれた指示をみると、どうやら学年ごとに集まるらしい。二年は第二多目的室だ。
廊下を移動中、クラスメイトの佐伯が話し掛けてきた。
『よう! 蓮、今日から下僕らしいな。頑張れよ』
……!?
「お前、な、な、なんで……」
『え? だって多目的室に張り出してあるぞ』
慌てて中にはいると、壁紙の前で木刀を杖がわりにうなだれている修司の姿があった。
そういえば、チーム名伝えてなかったな……。
これは知らないフリをしよう。
修司に見つからないように、隠れながら席に着いた。
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