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エルザ視点
主がはやてに連れて行かれた後、私はリビングに案内された
「それでお話と言うのは……」
「そうだね、僕は遠回しに言うのは苦手だから単刀直入で聞くよ?エルザさん、君は魔導師だよね?」
ガタッ
「っ!!?」
ソファーに座り、私がどんな話するのかと聞くと慎司さんから予想外の答えが返ってきた。 そして思わずソファーから立ち上がり身構えた。
「身構えないで座ってくれないかな?理由を話したいんだけど…」
「……はい」
「僕は第1管理世界ミッドチルダ出身のフリー魔 導師でね。それで君達が家に訪ねて来た時に君から魔力を感じて魔導師じゃないのかと思ったんだよ」
「それで私に話を?」
「あぁ、そうだよ。でも美紀も君に聞きたい事があるらしい」
「そうですか。後、先程の質問ですが私は魔導師ではなくベルカの騎士です」
「成る程、だからか……」
慎司さんは一人で納得して腕を組み何度も頷いていた。 それにしても、魔導師だったとは……その事に気が付かない私はまだまだだな
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