お隣さんは

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「ねぇエルザちゃん、貴女の…貴女達の事を教えて貰えないかしら?」 「分かりました…挨拶した時に気付いたと思いますが、私と虹次は親子でも姉弟でもありません」 流石に本当の事(転生した事)は言えないので嘘を交えて話した 、主の両親が居ない理由、私と主が一緒に暮らす事になったことを…… 「それで一歳だった虹次を託された私は今日まで一人で……」 「育ててきたの…ね」 「はい……」 「やったーー!また、私の勝ちやーー!!」 「なん‥…だと…」orz 話が一区切りすると同時に後ろから声が聞こえ振り向くと、ゲームのコントローラを持ちながら満面の笑みではしゃぐはやてと、床に両手を付けてる主が居た。 その光景に私達は頬笑んで見ていた。 だが、私はこの時まさかあんな事になるとは思いもしていなかった。
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