逝き先は

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「因みに亡くなったのは君だけでしかもその原因がこちら側にあるんだよ…」 ん?急に落ち込んでどうしたんだ…… 「実はこの事故で亡くなる人は居ない筈だったんだが、僕の上司が君の関する書類を破いてしまっ たんだよ。それで偶然が重なってしまって君だけ が亡くなってしまったから、代理である僕がお詫びしに来たんだよ」 「お詫びって言っても別に良いですけど、失敗って誰にもあるじゃないですか」 「そう言わずにお詫びさせて下さい。こちらに非があるのでお願いします」 土下座までされると流石に断れないわ 「分かりましたから、頭を上げて下さい」 「はい!お詫びですが君には転生と言うのをして貰います」 「転生?」 「はい!君の世界の漫画やアニメ等の世界で生きる事何ですか…」 「なるほど」 漫画やアニメね……て事は、ISやフェアリーテイ ル・Fate・ブリーチとかの世界に行けるのか‥楽しみやな! 「あの~考えてるところ悪いんですが、逝き先は この5枚のカードから1枚を引いて決めます」 そう言って男性の人が懐から5枚のカードを出して来た。 「え?そうなのか?」 「はい!今までの転生した皆さんもカードを引いて転生して来ましたから」 「ふーん」 そう納得すると目の前にある5枚のカードの真ん中のカードを引いた。 引いたカードを見ると 『桜色と金色の円型の魔方陣に白色の三角形の魔方陣』が描かれていた。 「これは何処の世界のカードだ?」 「それは【魔法少女リリカルなのは】の世界のカードだよ」 え…あの【リリカル】で【全力全開】な【砲撃魔】がいる世界かよ!
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