お隣さんは

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「ん~……あぁ、転生したのか」 「漸く起きましたか」 アレ?隣から女性の声が… 「どうかしましたか、我が主?」 …はい、今の状況説明します、目の前にフェアリーテイルのエルザが居ます 「え~っとどなたでしょうか?それに我が主ってどういう事だ?」 「心配為さらずに其を含めてちゃんと説明します、貴方の身体の事も」 「身体?……ちっさ!!ナニコレ!」 「落ち着いて下さい、今説明しますので」 「あぁ…頼む」 どうやら、俺が転生する際に潜った扉が壊れてたらしく15歳ではなく5歳に転生させてしまったようだ。その影響で本来いる筈だった親が居なくなってしまい、お詫びとして魔導書とその管制融合騎をプレゼントするとの事らしい 「まさか…この歳で親なしとはなぁ…」 「その点については大丈夫です、我が主」 「どういう事だ?」 「私は管制融合騎ですが、書類上私が主の保護責任者になっていますので安心して下さい」 「そうか、なら安心だな……そうだ!まだ名前言ってなかったな、俺は風間虹次、これからよろしく… 貴女は?」 「私に名前はありません、ですので主が名前を付けて下さい」 「う~んどうしようかな……ちょっと良いか?」 「え?ちょ、何を…」 俺は返事を待たずにエルザ似の融合機の髪を触り始めた ……この髪サラサラしてるな 「キレイな緋色…良し!貴女の名前はエルザ・スカーレットだ」 「…エルザ・スカーレット。良い名を付けて貰いありがとございます」 「別に構わないさ」
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