第一部 計画

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ヒ「お前の悪は復讐から作られてるのか。それでよく俺を呼び出したな。」 力「どういうことだ?」 ヒ「俺は自分のためにいろんな悪をしてきた。だから強いんだよ。お前みたいに復讐から出来た奴らは全員悪霊になる。兵郎は例外だが、それでも俺の足元にも及ばない。」 兵郎は復讐で出来た悪の心から悪魔になったのか。 ということは人間の頃復讐したい奴でもいたのか。 まあいい。 力「お前は黙って俺の言うことを聞いていればいいんだよ。」 それを聞いてヒトラーは少しカッとする。 ヒ「せいぜい俺に体を乗っ取られないように気をつけるんだな。用があったらまた呼んでくれ。」 そう言ってヒトラーは消えていった。 力「そういえば、低級悪魔どもは神社を使ってあの世とこの世を行き来していたな。お前らには必要ないのか。」 兵「あれは天国から降りてくるために作られたんだ。悪魔には必要ない。地球はほとんど闇が支配しているからな。低級どもは天国へ行ったんだろう。」 やっと動き出したか。 決着をつけるために。
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