第6話

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「花束ですよ?そんなの好きな女の子にあげるに決まってるじゃないですか!ここにいるのは先生と私だけだし、だとしたら――」 ひとり盛り上がる 美奈子の声に重ねる様に――。 『コンコン』 前回と同じく 開いたままの僕の部屋のドアにもたれて――。 「来たよ、センセ」 けだるげにノックするノアの姿があった。
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