第4話

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ルカ[なんだか胸騒ぎがして落ち着けないんだ。] ユーノ[またあの怪物が現れるかもってこと?] ルカ[いや、そんなじゃ…ないんだけど。…なんだかとてつもない災いが起きそうな気がして。] ユーノ[……そうか。] ナノハ[無理をしないでね。] ルカ[うん、わかったよ。たかま──] ナノハ[なのは。] ルカ[……え?] ナノハ[友達なんだからなのはって呼んでよ。] ルカ[あの、さっきも言ったけど僕はこの方が呼びやすいっていいましたよね?] ナノハ[なんで?ユーノ君は名前で読んでるのに。] ルカ[スクライアより呼びやすいからだよ。] ナノハ[それなら、なのはの方が言いやすいよ?] ルカ[それは……そうだけど。] シロウ「流華君、出れる準備をしておいてね。」 念話をしているといつの間にか士郎さんが近づいてきていて、スタンバイする用にと呼び掛けてきた。 ルカ「はい、わかりました。」 ルカ[僕はストレッチするからこの話はおしまい。] ストレッチをしている間に高町さんが何度も念話をしてきたのだった。 なのはside ナノハ[流華君、流華君!] 私が何度も念話をしてもストレッチをしていて、念話を返してくれなかった。 ユーノ[止めた方がいいよ、なのは。身体をほぐしてるし、話してたらかえって彼が怪我をするよ。] ナノハ[そ、そうかも知れないけど。] ユーノ[それに無理に名前を言わせるんじゃなく、自然に言わせた方がいいと思うよ。] ナノハ[自然に?] ユーノ[うん、彼の近くで周りの人がなのはのことをなのはって呼んでいたらつられてなのはって言うんじゃないのかな?それなりの時間はかかると思うけど。] ナノハ[……流華君に名前を言ってくれるのは難しいね。] ナノハ「はぁ。」 スズカ「どうしたのなのはちゃん?」 ナノハ「ふぇ?」 アリサ「なんで急にため息なんかついてるのよ?」 アリサちゃんとすずかちゃんが私がため息ついたことに心配して話してきた。 ナノハ「ううん、何でもないよ。」 アリサ「……嘘ね。」 ナノハ「え?」 アリサ「……あんたがそう言ってる時はいつも何かあるのよ。」 ナノハ「き、気のせいじゃない?」 スズカ「もしかして流華君のこと?」 ナノハ「ふぇ!?ちちち違うよー!」 アリサ「……図星みたいね。」 ナノハ「ううっ。」
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