第1話

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「あ…ぅ…」 老婆のように歯が無くなった男 「他の奴らに伝えろよ、[鬼人復活]だと!」 俺はブロック塀を蹴る するとブロック塀は崩れ落ちる 「「ひいぃ!!!」」 男達は涙目でその場を去った 「これで俺が死亡したっていう噂は消えるだろう」 「お…」 「ん?どうした小と―」 「お兄ちゃ~ん!」 腹部に凄まじい衝撃が走る 「あべしっ!」 気づけば我が妹から マウンドポジションをとられていた 「お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!」 小鳥は俺の胸に倒れ込む そして泣きだす 「悪かったな…いろいろと…」 俺はそっと小鳥の頭に手を乗せる ドクン… 「うぐっ…」 「どうしたの!?お兄ちゃん!」 胸が…くる…し…
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