22人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ…ぅ…」
老婆のように歯が無くなった男
「他の奴らに伝えろよ、[鬼人復活]だと!」
俺はブロック塀を蹴る
するとブロック塀は崩れ落ちる
「「ひいぃ!!!」」
男達は涙目でその場を去った
「これで俺が死亡したっていう噂は消えるだろう」
「お…」
「ん?どうした小と―」
「お兄ちゃ~ん!」
腹部に凄まじい衝撃が走る
「あべしっ!」
気づけば我が妹から
マウンドポジションをとられていた
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
小鳥は俺の胸に倒れ込む
そして泣きだす
「悪かったな…いろいろと…」
俺はそっと小鳥の頭に手を乗せる
ドクン…
「うぐっ…」
「どうしたの!?お兄ちゃん!」
胸が…くる…し…
最初のコメントを投稿しよう!