第3話

2/6
22人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
『俺は思うんだが』 「なあに?お兄ちゃん」 『その「お兄ちゃん」って呼ぶの止めないか?』 「へ?なんで?」 『外で俺の事を「お兄ちゃん」って呼んでると周りの目が…どうも…』 小鳥は外でもお構いなく俺の事を「お兄ちゃん」と呼ぶ 「別に私は気にしないよ」 『俺は気にするの!兄として!』 「仕方ないな~どんな名前で呼ばれたいの?」 『いや…自分の名前を自分で付けるのは…でも[ちょびまる]だけは止めてくれ』 「もう!じゃあ『ハルカ』でどう?」 『そんままじゃねぇーか!!!』 「ハルカ→ハル→春…春と言えば…桜…サクラ!サクラちゃん!」 『女かっ!』 「遥も十分女の子っぽい名前じゃん」 『わかったよ!サクラでいいよ!』 俺の名前(犬バージョン)が決まった
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!