第1話

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「ありがとう!見せて!見せて!」 ギャルが写メの確認する 俺もその写メを確認する 「キャー!チョー可愛く写ってるんですけどー!」 「わぉーん!!(なんじゃこりゃー!!)」 俺は太陽に吠えた いや…ふざけてる場合じゃない 俺が…俺が…犬になっちょる…いや、なってる 俺は別に死んだ覚えは無いし そこら辺の犬地蔵の首もへし折った覚えも無い 「じゃあ私達授業だから!じゃーね!」 ギャルは俺を置いて学校の靴箱へ向かった どうする…? とりあえず、人目が無い所に… 俺は慣れない犬走りで学校の裏に回った ――――― ―――― ――― 結果から言おう これは夢だ 走りながら俺は冷静さを取り戻した結果だ 当たり前だ、人間が犬になってたまるか これは夢だ!間違い無く! もう一度寝て、覚めたらそこには現実が… 俺は目を閉じた
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