第1話

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あら?可愛い肉球♪ 俺はその後いろいろ試した 自分で自分の顔面をぶん殴った 痛かった プールに飛び込んだ 冷たかった 確かにこれは現実だ どうする… どうするんだ!!俺!!! とりあえず家帰るか いや、待て…電車はどうやって乗る? 家から学校まで電車を使って20分 徒歩なら2時間以上かかる ………歩くしかないよな 俺は家を訪ねて三千里の旅へと向かった ―4時間後― はぁはぁ… やっと家に着いた… この慣れない身体… 予想以上に時間がかかったな よし、今からどうするか… 鍵が無いから家には入れないし、万が一鍵があったとしても鍵穴まで鍵が届かない 俺は困り果て家の玄関の前をウロウロしていると 「あ!わんちゃんだ!!」 聞き慣れた声が後ろから聞こえた
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