第一宵

2/4
前へ
/33ページ
次へ
「ねぇ、アル」 アル 「はい、なんでしょうか?」 5時の鐘が夕焼けに染まる空に響く時、窓際に座るは私の守るべき主。その光景は絵画のようで美しい。彼は読んでいた本を閉じて窓の外を眺めながら言いました 「僕と結婚しておくれ」 アル 「私でプロポーズの練習をなさらないでください」
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加