プロローグ

4/4
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
城の中では毎日がお祭り騒ぎ… ユラの国-ビエンタス-との交流も、アランのお陰で継続された。 最初はアランの今までの行いに問題があったのでユラの父親は猛反対したらしいが、 アラン一人で粘りに粘って何とか説得することが出来た。 アランはユラが目覚める10年間は待ち続けなくてならない。 回りが丸く収まっている中私だけがどこか…ポツンと取り残された感じがして堪らない。 私とすれ違うお城の使用人達は私とは目を合わせてくれず… どこか冷たく、素っ気ない。 私はここにいていい存在なのだろうかって疑問に思ってしまう そんな日々を過ごしていた。
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!